ゴールドベルク変奏曲7種

2012/02/06(月)雨

スピーカーの修理に成功したおかげで、買ったもののあまり聴いてないCDをあらためて聴くのが楽しみになってます。中学高校の頃は見向きもしなかったバッハのゴールドベルク変奏曲に何年か前から嵌り、折々に買い求めたCDも7枚。最初は、グレングールドの下のマレイ・ペライヤのピアノで火がつき、その右の管弦楽版に行き、やはり原曲に近いハープシコード版をとレオンハルト(左下)の演奏へ。そして、変り種のアコーデオン版(下段中央)にも。でも、やはり、この曲の再発見者グレン・グールド版も外せないませんね。1955年の録音ですが、半世紀以上経っても色あせません。

どれもお勧めですが、しいて1枚挙げるとするとMika Vayrynenのアコーデオン版でしょうか。珍しさもありますが、アコーデオンでも弾いてやるんだどいう情熱と曲に対する愛情を感じます。

最初と最後のテーマのアリアとその間の30の変奏曲から成りますが、通しで演奏すると1時間くらい。なかなか、通しで聴く余裕は無いですが、何曲か一部だけ聴いてもそれはそれでOK感じ。気分に合わせて今日はあそこを聴こうとか、また、逆に気分を建て直すのにも有効です。フラクタル構造だという数学者もいるようですが、とにかく眠れぬ貴族のために作曲したとも言われる曲ですが、聴けば聴くほど眠れなくなる不思議な曲です。

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  1. #1 投稿者: Mikio Mori (2013年7月20日 - 04:12)

    アンドラーシュ・シフのゴールドベルクも素晴らしいですよ。自然さと高い音楽性にひかれませう。そして飽きない演奏です。

    • #2 投稿者: jsbach (2013年7月27日 - 09:31)

      NHKのBSでシフのフランス組曲全曲を聴いたことがあります。デビュー当時から知っていますが、バッハ弾きになるとは思いませんでした。素人としてはよく暗譜でこんな長い曲を弾くなあという感じです。お気に入りに入れている「どたぐつをはいて」もバッハおたくのようです。http://dot.hobby-web.net/wp/?p=23998

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